



| もうひとつ問題なのは、使い捨ての考え方です。次々と新型が出て、古いものをほうむり去る。その結果は、資源不足と廃棄物の山です。どちらも根は同じところにあるのです。 多くの人にとって一生で最も高価な買物である住宅については、使い捨てという意識はないかもしれません。しかしお手軽な材料とコスト優先の結果、新築の家がわずか20年〜30年あまりで、腐ったりサビたり傾いたりして捨てられてしまっています。 1300年ももっている法隆寺は特別としても、昔の家は何代にもわたって住み継がれたものです。何百年もの歴史を持つ民家が、今も現役で使われている例も珍しくありません。新しいものほど、早く寿命が来る。これはやはりどこか間違っているのではないでしょうか。しかもその家は、使い捨てていいほど安いものにはなっていないのです。これはお金の使い方としても大きな問題です。健康にいい家をしっかり建てて、正しい知識と技術によって、2倍も3倍も長持するよう工夫しましょう。大切な自然素材を使った大切な我家。せめて百年の風雪に耐えぬく強い家にしましょう。 |




