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| Q-1 |
ふつうの換気口式のどこが問題なのですか? |
| A-1 |
土台4mにつき300平方センチメートル以上の換気口を設けること。住宅金融公庫の仕様書で、こう決められているのですが、風はいつも換気口の真正面から吹くとは限りません。風向きによっては、ほとんど風が通らず、さらにコーナー部分などでは常に湿気がたまりがち。これが土台を腐らせ、家の寿命を短くしてしまいます。
また土台はボルト・ナットでコンクリート基礎に緊結することも、仕様書で規定されています。しかしコンクリートには本来湿気を呼ぶ性質があり、この水分が土台に伝わるのです。この点でもこの工法は大きな問題があります。法律にはかなっていても日本の風土には不適だと思います。
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| Q-2 |
換気よりも白アリが心配でたっぷり防蟻剤を塗りましたが。 |
| A-2 |
防蟻処理や防鼡柵も、法律で決められたものです。しかしアリに毒になる薬品が、人間に全く無害ということはありません。ニオイがあまりきつくないものでも、この心配は変わりません。それにどんなにたっぷり塗っておいても、その効き目の有効期限はせいぜい7年。7年ごとに薬を塗り直すことは事実上不可能ですから、とても百年住宅を実現する役には立ちません。
住む人の健康を損うおそれのある薬品を使うより、床下をカラッと乾燥させておくことが、より根本的な解決になります。湿って木が柔かくなるから、そこにアリが来るのです。腐食と白アリの両方によって家の寿命が短くなるのです。
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| Q-3 |
ではどうすれば床下がいつも乾燥しているのですか? |
| A-3 |
床下の通気のことだけを考えれば、湿気の高い日本でいちばんいいのは高床式です。これならいつも自然の風があらゆる方向にいつも吹き抜けています。昔の和風住宅ではこれに似た束石工法がとられていましたが、昭和46年の建築基準法の改正で、コンクリート布基礎でなければ建築許可がおりないことになりました。
ではコンクリート布基礎を使いながら、高床式のように全方向に風が吹き抜ける工法はないのでしょうか。そこで登場したのがステンレス製のスペーサーを利用するダイカラット工法。耐震性の点からも、一層すぐれた最先端の床下工法です。
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| Q-4 |
ダイカラット工法は、従来の工法とどう違うのか? |
| A-4 |
基礎に換気口を開ける代りに、基礎と土台の間にステンレス製のスペーサーをはさんで、このスキマを利用して、床下全周全方向に換気をする。これがダイカラット工法です。だからこの工法をとれば、基礎づくりの段階からすでに違います。換気口のための切り欠きがいらないので、基礎がシンプルになり、しかも強くなるのです。
換気口が基礎の強度を弱くすることは、震災後このコーナー部分に亀裂が多く見られたことでも証明されています。この部分に十分な補強が必要ですが、けっこう費用がかかるのです。それが一切いらない分、ダイカラット工法は基礎工事が安上がりだと言えるでしょう。
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| Q-5 |
ダイカラットの設置工事は面倒ではありませんか? |
| A-5 |
ダイカラットは、設置工事というほどの特別な技術も作業もいりません。基礎の上の決められた場所にただ置くだけ。直線部では910mmピッチを目安に、アンカーボルト部、柱の下など荷重が集中してかかる所、土台の継ぎ目、そしてL字部、T字部、十字部です。
置いたダイカラットを、クギなどで止めなくても、この上に土台をのせれば木に食いこんでズレない構造になっています。ダイカラット工法専用のステンレス製の防鼠材も用意されています。
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| Q-6 |
ダイカラット工法にするとどんな効果があるのですか? |
| A-6 |
基礎と土台の間に、ダイカラットによって生み出されるスキマは、わずか20mmです。しかしこのスキマが家の全周にわたっています。だからどの方向から風が吹いても、全く同じように空気が通り抜けます。せまいスキマのようですが、風が吹くと、家の風下側は真空状態に近くなるので、床下の空気を吸い出す力も働くので、十分な換気が可能です。床下の最上部にスキマがあることも換気効率をよくしています。
さらにコンクリート基礎の湿気が土台に伝わる欠点もこれによって防げます。基礎と土台が緊結されながら隔離することがダイカラットにより可能になりました。
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| Q-7 |
ダイカラットは、どうしてステンレス製なのですか? |
| A-7 |
ダイカラットと同じような発想から、いわゆるパッキン工法として、各社からさまざまな素材のスペーサーが出ています。ダイカラットが、高価といわれるステンレスをあえて使ったのは、我々の求める性能を可能にするのはこれしかないと信じるからです。
家が百年保つためには、これを支える土台下スペーサーは、当然ながらそれ以上の耐久性を備えていなくてはなりません。さらにいろいろの厳しい自然条件、災害にも耐えなければなりません。またダイカラット独自の形にプレス成形するためにも、ステンレス以外の素材は考えられなかったのです。
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| Q-8 |
ダイカラットは、どうしてこんな形状なのですか? |
| A-8 |
これはつまりそれ自体空気を通すカタチであり、テストでも65%以上の透過率がありました。
ダイカラットを土台下に敷いた場合、コーナー部など荷重が多くかかるところは、連続して敷いたほうが安心です。また直接部でも長年の間の土台のそり(それによる敷居のそり)を防ぐためには多めに敷くほうがいいでしょう。この時、中味のつまったスペーサーでは、敷いた部分の通気量はゼロになってしまいます。その点ダイカラットなら、基礎の全周にびっしりと敷きつめても大丈夫。また本体自身の中を空気が通るので、結露もなく、雨でぬれてもすぐに乾きます。
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| Q-9 |
バネのようなカタチだとも感じたのですが? |
| A-9 |
一体プレス成形でつくられるダイカラットは、複数の半球形の脚と、波形の異なる板バネによって構成されています。これらがトラックや電車による日常の絶え間ない振動を吸収してくれる働きをします。また地震などの大きな衝撃にも十分耐え、緩和することも予想できます。
阪神淡路大震災を教訓に開発されただけに、通気性だけでなく、こうした面でも家を長持ちさせる工夫がもり込まれているのです。データで示せないのが残念ですが、このことはダイカラットの形を見れば、どなたでもうなづいていただけるでしょう。
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| Q-10 |
ダイカラット工法にすると費用が高くつきませんか? |
| A-10 |
ステンレス製のプレートを使うということで、費用の面のご心配をされるかたもおられるでしょう。しかし、この工法を使えば、強い基礎が安く早くできます。家全体で何か所もの換気口について、すべて十分な補強をするコストと手間を思えば、金物代はほとんど相殺されるのではないでしょうか。つまりほとんど余分の経費をかけることなく、床下の換気のいい長寿命の家が可能になるという点で、ダイカラット工法は極めて賢明な選択と言えるでしょう。省資源という点からも、ぜひおすすめしたい工法です。
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| Q-11 |
公的機関の承認や施工実績はあるのでしょうか? |
| A-11 |
ダイカラット工法は、権威ある(財)日本住宅・木材技術センターにおいて、基準耐・高性能・高耐久の承認を得ています。また(財)ベターリビングの試験においても、基準値を上まわる床下通気性能、上からや横からの力に対する十分な耐久性とすべり性能を備えていることが証明されました。
これらによりダイカラット工法を採用した家は高耐久住宅として、住宅金融公庫から低金利・長期の割増融資が受けられます。
もちろん工事実績も全国各地で着々と増えつつあり、ご見学いただくことも可能です。
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